一昨日は、柴又の江戸川河川敷で、今年も恒例の「花火大会」がありました。
柴又の花火大会は、毎年、夏休み開始の時期で、都内の花火大会の先鋒です。教室は柴又駅のごく近くです。駅は、まだ昼間のうちから人混みでごった返していました。
駅から、帝釈天の参道にかけて、屋台のお店もたくさん出ています。これも、柴又の夏の風物詩です。
花火大会は、夜の7時15分から始まります。教室の前も、花火見物の人たちでいっぱいになります。でも、塾はいつも通り、授業があります。
以前は、この花火大会の日は、生徒たちも花火見物をしたいので、「用事があるので、授業を欠席したい、、、」という連絡がよくあり、困りました。
欠席だけならいいのですが、「欠席する授業を、他の日に振り替えてくれませんか。」と言うからです。
塾にとって、個別指導の振り替えは、負担が大きいのです。一度に、何人も休んで、それぞれ振り替えを求められても、他の日はすべて授業がスケジュールされているので、何人分も振り替えはできません。
そういうわけで、数年前から、毎年、花火大会の日は、欠席しても振り替えはできない、ということにしました。
正直のところ、とくに中学3年生など、受験生は、花火見物どころではないはず、という気持ちもあります。そういうわけで、今年の花火大会の最中も、いつも通り、授業をしました。
教室前の道路からでも、花火がよく見えるので、外は花火の見物客でいっぱいでした。花火が打ち上げられるたびに、そのつど、威勢の良い爆音と、見物客の歓声が聞こえてきました。
でも、勉強の方が大切です。人が遊んでいるときにこそ、わき目もふらず勉強する人が、最後に合格の栄冠を得られる勝者となるのです。
〇経験を活かして、ひとりひとり、丁寧に、勉強のしかたを教えます。