近隣の中学では、中間テストの答案が戻ってきたようです。
Iさん(中3女子)は、いつものように、常盤中で総合で、学年で一番だったようです。今回はY君(中3男子)も新宿中で英語、数学が、ともに学年一番で、自慢げに答案を見せてくれました。
私たちの塾には、高得点の生徒はたくさんいますが、一番うれしいのは、新宿中3年のM君です。 もともと成績の良い子が良い点を取るのはあたりまえですが、この子は入塾したころ、どの科目も、せいぜい平均そこそこでしたから、そのころと比べれば、英語、数学とも、安定的に90点以上取れるようになったのは素晴らしいことです。 M君も、どうやら、自信がついたようで、にんまりしています。
私たちの塾には、比較的に高成績の子が多いのですが、入塾時に平均を下回っている子もお引き受けしています。 そして、そういう生徒が、そのうちに秀才になるのを見るのは嬉しいことです。 今までにも、英語や、数学が「2」だった子が、一年後には「5」になっていた例はたくさんありました。 やはり、この塾に入っていて、良かった、と言われるのが一番うれしいのです。 そういう子の共通点は、まずすなおだということです。
職業上、こう言うのも自己矛盾になってしまいますが、 中学生の勉強なんて、塾に行かなくたって、自分で試行錯誤しながら、時間さえかければ、できるようになるものです。 勉強は、自分から自発的にできれば言うことはないのですが、 しかし、ふつうの中学生にとっては、これが、なかなかむずかしい。 それで、私たちが、少し、お手伝いしています。
中学生の勉強は、いわば一般常識で、勉強の内容はみな同じです。やれば、だれだってわかります。 要は、やらないから、わからないだけ…。生徒には、いつもそういうことを言います。
そして、かならず宿題を出します。
塾に来ているだけで、成績が上がるなんて思ってもらっては困ります。 どんな習い事も、おさらいしなければ習ったことにはなりません。それをしなければ、塾代をドブに捨てるようなものです。
一回、二回では、ダメです。
塾でやる勉強と、並行して、自分の勉強部屋でもやってもらいたい。 たしかに、生徒には何を、どう勉強したらいいのかわからないかもしれません。 だから、私たちはその手助けをしています。
勉強≠ニいうのは、いわば、復習のことです。
初めて習うことは、たしかに負荷が高いですが、 三度目、五度目とやれば、ずっと楽になる、ということがわかります。 そして、ぐっと、時間もかからなくなります。
先生の言うことを聞かないのなら、個別指導の塾に来る意味なんてありません。 M君は、いつも先生の指示に、すなおに、従ってくれました。だから、できるようになったのも当然です。
でも、大切なのは、これからです。
〇経験を活かして、ひとりひとり、丁寧に、勉強のしかたを教えます。