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ブログ〜塾案内

 ◇2014年11月26日

 推薦合格おめでとう!

 和洋国府台高校3年のM・Sさんが、学習院女子大学に推薦合格が決まりました。専攻は、国際コミュニケーション学科だそうです。英語がとても良くできるので、たぶん、推薦でなくても、それ以上の大学に合格できたと思いますが、学校の推薦が取れたので、他の大学の一般入試は受けずに、こちらに決めたようです。

 本当に、合格おめでとう

 M・Sさんが、私の教室に「入室相談」に来たとき、この子は、「芯がしっかりしている子だなあ。」と思いました。人に左右されず、自分で考え、自分で行動するタイプの子です。いい意味で、ちょっと変わっている子だとも思いました。

 私の塾は、小規模の個人塾です。とくに、女子高校生は、見栄えの良い、大きな予備校を選ぶ、というのが普通です。それに、「友だちも行っているところ。」というのが普通です。

 入塾後しばらくして、「なんでこの塾に決めたの?」と聞いたところ、M・Sさんは、「いくつか予備校を見に行ったのだけど…、」「どこも、入ってください、入ってくださいという感じ」で、それが、なんだか、嫌だと感じたそうです。

 ふつうは、そういうお客様あつかいは、いい気分≠ノなるものですが、この子の感受性は、ちょっと他の子と違うようです。今までにも、私の塾に入る子の中には、こういう子が多かった。

 M・Sさんは、英語を週2回受けに来てくれましたが、私たちの指示にしたがって、よく予習し、よく勉強してくれました。こういう子は、きまって、よくできます。

 私の塾には、小中学生の他に、高校生も来ていますが、高校2年生が終わる頃に辞めてしまう生徒も毎年います。いろいろな予備校から、連日ダイレクトメールが来ますから、そちらの方がよく見えてくるようです。でも、私たちの指示にしたがって、よく勉強している子は、高校3年生の最後まで残ってくれます。

 楽して勉強ができる、ようにはなりません。それまでの努力と、基礎の蓄積のある子は別ですが、今まであまり勉強してこなかった子が、いい大学に合格させてくれる予備校を…、と探しをしているのを見ると、「そうではないんだけどなあ…。」といつも思います。

 私の塾でも、入塾相談というのがありますが、 「この塾では、どこの大学に合格させてくれますか。」と質問する保護者の方がいます。「その子しだいです。」としか答えようがありません。

 強いて、どんな子が伸びるかといえば、こちらが出す宿題をしっかりやってくれる子です。要するに、基礎の蓄積です。

 私の塾は、少数精鋭≠ノしたい。これが私の塾の目標です。とくに高校生は、ちゃんと予習も復習もできない生徒にまで来てほしいとは思っていません。「塾や、予備校は、受験のテクニックをよく知っていて、そういう秘法を、伝授してくれるところ。」と錯覚している生徒や、保護者の方も多いようです。

 いきなりホームランを打つテクニックなんてないのです。普段の、地道なトレーニングしかないのです。いきなりショパンのバラードは弾けないのです。やはり、普段の、地道なトレーニングしかないのです。

 あたりまえのことなのですが、これを知っている生徒が、最後に成功します。


 ◇2014年11月25日

 期末テストが終わりました。

 近隣の中学校では先週、期末テストが終わり、今週は答案が返されているところです。テスト前の何週間も前から、「この子、がんばっているなあ…」という子は、もちろん良い成績で、「がんばってよかったね。」とほめると、嬉しそうな顔をしていました。

 期末テスト前には、テストで一点でも多くとれるように、私たちも予想される問題をとくに重点的に教えました。でも、期末テストというのは、もともと、直近の2〜3カ月間に学校で勉強してきた勉強内容がしっかり身についているかどうかを試すものです。

 テストの結果は、几帳面さがものを言います。いつも思うことですが、自分でしっかり、復習ができる子は安心です。一度習ったことを、何度も何度も、繰り返すことができる子。何度繰り返しても、「まだ心配…。」と思う子、そういう子がテストでは良い点をとります。

 当たり前のことです。

 一方で、やらなければと、わかっててはいても、つい、手を抜いてしまう子がいます。「前にやったから、もういいや。」と、タカをくくってしまうタイプです。要するに、繰り返し勉強するのが、「めんどうくさい。」のです。わかっていても、つい嫌なことは先延ばししてしまいます。それで、テストには準備が間に合わなくなってしまうのです。

 実は、そういう子も多いので、塾では、手取り足取り、復習≠フ手助けをしています。前に教えたことを、念のため、何度も教えるわけですが、その間、勉強は先には進めなくなってしまいます。もったいないと思います。

 今回の期末テストでは、一番伸びたのは、常盤中3年のM・Aさんでした。「今まで最高の得点だった!」と嬉しそうでした。もちろん、テスト前から、並々ならぬやる気≠ェ感じられました。塾でも、家でもがんばったのです。

 そして、成績も良かった。こういう成功体験は、貴重だと思います。私たちも、そういうときに、喜びを感じます。こういう子はひと安心です。これからは、いちいち言わなくても、自分でやってくれるからです。

 塾で教えていると、「手のかかる子」と、「手がかからない子」がいます。正直、勉強ができて、成績の良い子は、教えるのも、手がかからず、楽≠ナす。教わるほうも楽しいし、教えるほうも楽しい。だから、いつも、こういう子を、一人でも多く増やしたいと思っています。

 これが私の塾の目標です。


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葛飾区柴又で長く、塾の先生をしています。

〇経験を活かして、ひとりひとり、丁寧に、勉強のしかたを教えます。

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